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2005年10月20日

REFCO・監査人グラントソーントン

倒産申請をしたREFCO(前日関連記事参照)の監査人、グラントソーントン(Grant Thornton)は、4大監査法人(Big4)の次の監査法人としての位置づけをねらっていたが、今回のREFCO事件によって、その将来が変わるかどうかはまだ不明だ。
REFCOからの借入金$430m(115円で495億円)が同社経営陣フィリップ・バネットがコントロールする会社にあったことが発覚し、それがきっかけで一週間のうちにREFCOが倒産申請に陥った。REFCOの株主たちは、すでに訴訟を起こしている。
LibertyCornerCapitalというヘッジファンドがREFCOからこの借入れをし、毎四半期末ごとに借入金を返済、翌四半期にまた借入れを繰り返しており、毎期末の借入金の返済については監査人グラントソーントンは確認していたようだ。
だがLibertyからREFCOへの未払い利息残高が増えつづけていることについて、今月初め監査人が疑問を会社側に投げかけ、過去監査手続きの自主再調査を始めたことが問題発覚のきっかけとなった。今回の問題点は、その借入金がREFCOからLibertyへ”経営陣フィリップ・バネットの会社を経由して行われていた”ことであった。REFCOと経営陣との間の関連会社間取引の開示、またその関連会社間取引が利益に影響していた可能性があること、が問題の一番の焦点となる。
監査人の手落ちか、経営陣の意図的粉飾詐欺か。グラントソーントン、REFCO共に自主調査をおこなっているが、今回の倒産申請により調査内容詳細の報告については遅れが出るとみられる。

米国2005年10月19日 記事抜粋
posted by moriwaki-cpa at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 監査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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